
タイトル | 運上所 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都中央区 聖路加国際病院前 |
運上所は、現在の税関に当たる役所で、築地の運上所は後に現在の東京税関になる。日米修好通商条約により横浜、神戸、長崎、函館、新潟の5港が開港し、江戸と大阪の2箇所が開市場することが約された。この条約により、1867年(慶応3年)に築地に運上所が設けられた。明治政府が発足し、1869年(明治元年1月)には築地に外国人居留地も設けられた。しかし、横浜の商館は横浜から動かなかったので、主に宣教師館やミッションスクールなどが建設された。
運上所の業務内容は、①輸出入品の点検・計量、価格の監検 ②輸出入税の査定 ③輸出入税の査収 ④申請書・外国新聞などの翻訳および通訳 ⑤運上所内の雑務 ⑥海陸取締り と多岐にわたった。
明治初頭から30年間、外国人居留地は存続した。このタイル絵からも当時の街の様子が伝わってくる。築地は、異国情緒あふれる文明の窓だった
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