「誹風柳多留発祥の地記念碑」

2022.4 撮影
タイトル誹風柳多留発祥の地記念碑
作者不明
設置場所東京都台東区 JR上野駅不忍口
製作年2015
発祥年1765〜

誹風柳多留は、江戸時代中期から幕末まで、70年以上にわたりほぼ毎年刊行された川柳集である。人気のベストセラー本だ。この地付近に、柳多留の版元の星運堂があった。

初版(1765年)の編者は呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)。「どんな了見してるんだ」の洒落である。この記念碑は、、可有の次の句と、柳多留の樽をモチーフにしている。

羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ 

いまも、サラリーマン川柳や新聞雑誌の川柳欄に、可有の精神は脈々と受け継がれている。

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