「入徳門・木鼻(獏鼻)」

タイトル入徳門・木鼻(獏鼻)
作者不明
設置場所東京都文京区 湯島聖堂
製作年1704

入徳門にも面白い仕掛けがある。木鼻の彫刻だ。木鼻は、複数の縦柱を横に貫く横柱の、先端が飛び出した部分のこと。この部分に装飾が施される。縦柱の柱頂を貫く「頭貫」に彫刻される場合と中間を貫く「虹梁」にの場合がある。この入徳門の場合は虹梁。また、木鼻は獏鼻などと呼ばれる場合もある。

しっかり造形された印象的な木鼻である。奇想という言葉がピタリとはまる。伊東忠太の感性にも合致したことだろう。江戸の職人の確かな技を感じる。

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