タイトル | キューピッド |
作者 | 山田朝彦 |
設置場所 | 東京都中央区銀座 天賞堂前 |
製作年 | 1997 |
キューピッドの矢が刺さると恋に落ちるというが、実はキューピッドの矢には金の矢と鉛の矢があり、金の矢が刺さった者は狂おしい恋の虜となり、鉛の矢の方はどんなに好かれても必ず拒んでしまうという。ギリシャ神話のアポロンとダフネは、それぞれ金の矢と鉛の矢で射ぬかれ、アポロンがストーカー状態になってしまうお話だ。
そう考えると、恐ろしい存在だ。銀座を歩いてると、いつの間にか金の矢や鉛の矢を打ち込まれているかもしれない。
山田朝彦は、可愛いのなかの小憎らしさを上手に形に落としこんでいる。って悪口を言ってるといつか射られるかも。自分の心は自分で決めたいものだ。
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