タイトル | T-zone Flight |
作者 | ケネス・スネルソン(Kenneth Snelson) |
🇺🇸アメリカ | |
設置場所 | 東京都港区 住友不動産虎ノ門タワー |
製作年 | 1995 |
ケネス・スネルソンは、1927年アメリカ・オレゴン州生まれの彫刻家。この作品は、テンセグリティー構造で作られている。ケネス・スネルソンは、引張材と圧縮材からなる独特の作品を製作し、テンセグリティー構造と名付けた。tension(張力)と integrity(総合)とを合わせた造語である。
この「T-zone Flight」でいうと、中空にある20本ほどの棒が圧縮材にあたり、棒同士を結ぶ線が引張材となる。本来、圧縮材は地面や土台に固定するものだが、テンセグリティー構造では圧縮材は引張材の張力のみで固定され、地面、土台や圧縮材同士で密着することはない。従って、素材がまるで宙に浮いているような印象をつくることができる。
テンセグリティー構造は今までにない画期的な構造として、建築家のリチャード・バックミンスター・フラーにより広められた。
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