「INTERACTIVE」菊竹清文

タイトルINTERACTIVE
作者菊竹清文
設置場所千葉市美浜区 テクノガーデン交差点歩道橋上
製作年1992

菊竹清文は1944年、福岡県久留米市出身の彫刻家。中央大学の工学部で先端技術を学んだのち、彫刻の分野にすすむ。菊竹の彫刻は情報工学的な視点を喚起するもので、情報彫刻と呼ばれる。

INTERACTIVEとは双方向性という意味。この作品は同デザインの彫刻2基が、道路を挟んだ2つの歩道橋にそれぞれ設置されている。風によって1基が動くと、連動するようにもう1基も旋回する。逆方向からの風でも2基が連動する。まさに双方向のコミュニケーションをしているようだ。幕張は海沿いで風が強い。昼は海風、夜は陸風が吹き、インタラクティブにモニュメントは協働する。

建築家の菊竹清訓は実兄。

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