タイトル | 馬とクーガ(Horse and Cougar) |
作者 | バリー・フラナガン(Barry Flanagan) |
🇬🇧イギリス | |
設置場所 | 東京都世田谷区 世田谷美術館 |
製作年 | 1984 |
バリー・フラナガンは1941年、イギリス生まれの彫刻家。1964年から、アンソニー・カロに師事する。この世田谷美術館には、師匠カロの彫刻も展示してあり、共に鑑賞することができる。
カロは抽象彫刻に力を発揮したが、フラナガンはリアリティのある動動彫刻が多い。しかし、写実というよりアイロニーのこもったシンボリックな動物像だと感じる。
クーガは南米に生息するネコ科の猛獣。ピューマと同じ動物の違う呼び方。しかし、馬に乗っている動物はクーガには見えない。下品なサルのように見える。クーガという名詞はスラングとしても使われており、若い男子を誘惑する年上のご婦人の意味もある。この作品はそちらの意味か。若い駿馬に乗っかって下品に笑う支配欲の強いサルのようなクーガ。馬も嫌がっているようだ。
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