「飛翔 ふれあいと参加 平和」建畠覚造

2022.10 撮影
タイトル飛翔 ふれあいと参加 平和
作者建畠覚造
設置場所埼玉県さいたま市大宮区 JR大宮駅西口
製作年1990

建畠覚造は1919年、東京都生まれの彫刻家。父も彫刻家の建畠大夢。東京美学校(現在の東京藝術大学)を1941年に卒業。同年に文展の特選を受賞するなど若い頃から注目された。1944年に、フランス語を学んでいたことで占領中の仏領インドシナ・サイゴンの日本文化館の職員として派遣され、戦後、4ヶ月の抑留を経験する。1953年から1955年までフランスで学び、帰国後は抽象彫刻のパイオニアとして活躍した。

建畠は、直線と曲線を有機的に組み合わせた無機質な造形の中に、普遍的な世界のあり方を構築しようとした。この作品のタイトルは「飛翔」。金属の帯が織りなす独特の質感が、柱の波々が蓄めた力と相まって空へのバネを感じる。

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