「陽光」清水九兵衛

2022.5 撮影
タイトル陽光
作者清水九兵衛
設置場所東京都千代田区大手町 常盤橋タワー
製作年1992

清水九兵衛は愛知県出身の陶芸家、彫刻家。太平洋戦争の沖縄戦から帰還して東京藝術大学に在学している時に、京都清水焼の当主・六代目清水六兵衛の養子となる。陶芸の世界で才能が開花し、日展審査員も務めるようになる。しかしその後、ヨーロッパの巨大彫刻などに影響をうけ、陶芸は休止し、抽象彫刻に専念する。

1981年に七代目清水六兵衛を襲名すると陶芸を再開した。この陽光は、ちょうどその時期の作品。赤が目に鮮やかで、降り注ぐ陽光の眩しさ、熱さが伝わるようだ。溢れるような力がある。

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