「関東大震災の遺構」

タイトル関東大震災の遺構
作者なし
設置場所東京都墨田区 都立横網公園
被災年1923

1923年に発生した関東大震災は、相模湾北西部を震源とする推定マグニチュード7.9の大地震だった。この地震で亡くなった10万5000人のうち9割は火災による死者であり、特に、現在ここ都立横網公園となっている当時の旧陸軍被服廠跡では3万8000人の尊い生命が失われた。

地震で被災し逃げた人々は、当時は広大な空き地になっていた旧陸軍被服廠跡に集まってきた。しかし、四方が火に囲まれる逃げ場を失った状態となり、劫火が襲った。

横網公園には、関東大震災の貴重な遺物が多数展示されている。100年の時を超えた現物の迫力が心を引き裂く。100年前にここで起きたことを心に焼き付ける。

吉村昭「関東大震災」は旧陸軍被服廠の悲劇を描いた涕涙の書。一読すると、あの日に何が起こったか知ることができる。

パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました