タイトル | 野川の水車 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都三鷹市大沢 |
かつて、三鷹の大沢地区には、野川の水流を利用した水車が6基設けられていた。水車は、精米や、そばなどの製粉に使われた。深大寺そばのそば粉も製粉したという。特に大きな水車を運用していた峯岸家の水車場は江戸時代の1808年ごろに創建され、新車(しんぐるま)と呼ばれた。新車は1965年に運転を中止するまで約160年も稼働した。この新車は、現在も水車装置全体が良好に保存されており見学することができる。
保存されている新車(しんぐるま)にほど近い野川のほとりに、この写真の水車が設置されている。水車のモニュメントだ。川べりののどかな道で水車を眺め、その音を聞いていると精神が限りなく安らいでいく。回転する水は江戸時代から絶えることなく過去を未来につないでいる。
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