「釈迦如来」木喰但唱

2022.10 撮影
タイトル釈迦如来
作者木喰但唱(オリジナル)
設置場所東京都品川区 帰命山如来寺養玉院
製作年1635(創建)、1751〜1764(再建)

釈迦如来は、実在の仏陀(ゴータマ・シッダールタ)の如来としての姿。如来とは、悟りをひらいて仏教の教えの真髄を身につけた者のこと。梵語で「真実から来た者」という意味。

釈迦如来は、密教五智のひとつ「成所作智」の智慧を授ける。成所作智とは、5識(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識)を変化させて成すべきことを成就させる智慧。

宗教的理念を手指の形で示すものを印相と呼ぶが、釈迦如来の印相は5種類ある。定印・施無畏印・与願印・転法輪印・降魔印の5つだが、この釈迦如来の法印は腹の下で両手で楕円のように組み合わせる定印の印相を用いている。

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