タイトル | 東京大学農学部正門(農正門) |
作者 | 内田祥三 |
設置場所 | 東京都文京区 東京大学弥生キャンパス |
製作年 | 1937 |
東京大学農学部は1935年に駒場から第一高等学校跡に移転した。それを期に1937年4月に正門が創建された。いわゆる農正門である。設計は内田祥三。この時点では東京大学工学部教授。農学部のキャンパス設計も内田が行った。内田は1943年から東京大学総長。
中央の円の中の透かし彫りは植物をモチーフにしているようだ。その植物が円を突き破り円の外周に無数の葉を突き出している。生命力の逞しさを感じる。5葉なのでカエデだろうか。大地の四季の逞しさを象徴しているのかもしれない。
現在の門は2003年に木曽のヒノキ材を用いて復元された。木製の門はいずれ朽ちるが何度でも再生する。農の営みのように。
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