「足を組む女」笹戸千津子 - パブリックアート散歩

タイトル	足を組む女
作者	笹戸千津子
設置場所	東京都立川市　JR立川駅北口
製作年	1984

笹戸千津子は1948年に、山口県で生まれる。父親は建築家だった。千津子は3人姉妹の長女だったので、跡継ぎになることも考え、高校は建築科に入る。父の夢は画家だったという。創設された東京造形大学の一期生へ後押ししたのも父だった。東京造形大学で恩師の佐藤忠良に出会い、彫刻家として歩み続けた千津子は、父にはどう見えていたのだろう。

この「足を組む女」は、女性のまっすぐな眼差しが鑑賞者の心を射るようだ。