タイトル | 赤錆の壁がある砦 |
作者 | 保田春彦 |
設置場所 | 東京都世田谷区 世田谷美術館 |
製作年 | 1986 |
保田春彦は1930年、和歌山県生まれ。彫刻家・保田龍門を父に持つ。東京美術学校を卒業後、ヨーロッパに10年滞在して彫刻を学ぶ。オシップ・ザッキンを師とする。作品の多くは鉄、ステンレス、コールテン鋼を使った構造的な抽象作品。
この作品は、砦をモチーフにしている。保田は、このような人工構造物をテーマにすることが多い。この作品は、一筋縄ではいかないミッションのように堅牢な砦を描く。その扉をこじ開けるには、どうすれば良いのだろう。閉ざされた心の鍵はどこにあるのだろう。
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