「豊展観守像」山下恒雄

2022.9 撮影
タイトル豊展観守像
作者山下恒雄
設置場所東京都千代田区 神田橋公園
製作年1991

神田橋のそばに立つ、なんとも奇妙な造形物。片膝を立てて睨みを利かせている風だ。説明板より。

金銅鎚起 豊展観守

この彫刻は、活気とやすらぎ・教育と文化の町として知られる千代田区に住む人々の豊かさと発展する町を観守する姿を、こがね虫と人間の擬人化により、造形表現をして製作されたものであり『彫刻のある町・千代田区』として潤いと個性のある歴史と文化を重視した新しいまちづくりを願う久保金司氏より、神田の魅力を記録した写真集、神田っ子の昭和史『粋と絆』の浄財をもとに本区に寄贈されたものです。

平成三年九月 千代田区

山下恒雄は1904年、神奈川県出身の鍛金作家。東京藝術大学名誉教授。1994年に没する。宮田亮平、安藤泉などが教え子にあたる。

見れば見るほど不敵なコガネムシ男だ。

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