
タイトル | 西望自刻像 |
作者 | 北村西望/北村治禧 |
設置場所 | 東京都八王子市 片倉城跡公園 |
製作年 | 1988 |
碑文は下記の通り。
西望自刻像
北村治禧
撰文
日本を代表する刻家北村西望氏にゆかりのある公園として、ここに「西望自刻像」を設置する。
北村西望氏は、本市が進めている“彫刻のまちづくり”事業に共感され、自然に恵まれた片倉城跡公園が、日本彫刻会主催の日展の特別賞である「西望賞」受賞作品の展示にふさわしい場所であると自ら選定された。
八王子市では同氏の意向を受けて昭和56年度から自作の「浦島 - 長寿の舞」とともに「西望賞」受賞作品を設置し、市民に親しまれる彫刻のある自然公園として整備している。
昭和63年12月 八王子市
北村西望(1884~1987)
略歴
明治17年生まれ長崎県出身、東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科を卒業、昭和33年文化勲章・文化功労者を授与され、昭和55年名誉都民となる。
長崎の「平和祈念像」や「浦島 - 長寿の舞」を始め数多くの作品を残す。昭和62年102歳で逝去。
泰然として揺るぎない。堂々とした自彫像。北村西望は1987年に逝去。この自彫像は1988年に建てられたので、西望の死の翌年の作品となる。タイトル板に、西望の長男の北村治禧の名前が彫られている。治禧も、何らかの形でこの作品製作に関わったのだろう。
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