「聖徳記念絵画館」小林正紹/佐野利器/高橋貞太郎／小林政一

タイトル	聖徳記念絵画館
作者	小林正紹(設計原案)、佐野利器(指導).高橋貞太郎／小林政一(実施設計)
設置場所	東京都新宿区　明治神宮外苑
製作年	1926
備考	重要文化財

聖徳記念絵画館は、明治天皇の事績を讃える壁画を展示するための施設。1926年に竣工した。設計は、公募により1等となった大蔵省臨時建築部に所属する小林正紹の原案をもとに、佐野利器が指導、高橋貞太郎と小林政一により設計された。鉄筋コンクリート製で、日本初の美術館建築。美術館建築とは、展示される美術のために設計されたもので、その外観や吹き抜けなど、美術品のための最善の構造をもつ。絵画館には、歴史的にも貴重な80点が展示されている。

重厚で格調高いこの建物は、2011年に国の重要文化財に指定されている。