「美人神輿」十六代浅子周慶

2022.8 撮影
タイトル美人神輿
作者十六代浅子周慶
設置場所東京都文京区 神田明神鳥居前「天野屋」

神田明神鳥居前の天野屋は1846年(弘化3年)に創業した甘酒屋。天野屋の「明神甘酒」は、店舗の地下6メートルにある「土室」でつくり出された糀を使用する。麹作りに4日間かかる。震災や空襲にも耐えた180年の伝統の味を、今でも賞味できるのは嬉しい。

天野屋の店頭には「美人神輿」が展示されている。2年に1度行われる神田祭で、女性だけが担ぐ人気の神輿である。製作したのは十六代浅子周慶。

浅子周慶は初代が室町時代末期から続く神輿作りの名跡。十六代浅子周慶は2007年に亡くなり、500年続いた伝統は途絶えてしまった。市川市に記念館がある。天野屋の美人神輿は、絢爛豪華な貴重な一品である。

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