
タイトル | 第18回オリンピック競技大会(1964/東京)聖火台 縮尺3/4 |
作者 | 鈴木萬之助/鈴木文吾 |
設置場所 | 東京都新宿区 日本オリンピックミュージアム |
製作年 | 1958(オリジナル) |
1964年東京オリンピックの聖火台は、鋳物の街・川口の鋳物職人の魂がこもった聖火台だ。この聖火台は、1958年の第3回アジア大会のために作られた。聖火台の製作の依頼を受けたのは川口市の鋳物職人・鈴木萬之助。しかし、あまりに巨大な鋳物だったため、高温に熱され溶けた鋳鉄を鋳型に流しこむ「湯入れ」作業中に爆発が起こり、そのショックで萬之助は急逝してしまう。その作業を息子の鈴木文吾が引き継ぎ、何とか2度目の「湯入れ」を成功させる。鋳物の街・川口のプライドをかけた戦いだった。
川口駅に程近い川口西公園の時計台は、以前、このサイトでも取り上げたが、デザインが1964東京五輪の聖火台とよく似ている。東京五輪への川口のオマージュだと思う。晴れ晴れと美しい。
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