タイトル | 空を見上げる |
作者 | 舟越桂 |
設置場所 | 千葉県習志野市 JR津田沼駅北口 |
舟越桂の非常に繊細なブロンズ彫刻作品。握りしめられた右手には、どれだけ尊いものが入っているのだろう。左手は自分自身を支え励ますように体幹に添えられている。そして空を見上げる面差し。見る者の心が透明になっていく。
偉大な彫刻家だった父・舟越保武は超えるのが困難な高い壁だったのだろう。この「空を見上げる」と対面すると、舟越桂のどこまでも透明な祈りが伝わってくる。
保武は敬虔なクリスチャンだったが、桂は、保武が亡くなるまでついに洗礼は受けなかったという。
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