タイトル | 神話Ⅱ |
作者 | 加藤豊 |
設置場所 | 埼玉県春日部市 春日部市民文化会館 |
製作 | 1990 |
立体的で迫力がある。構造が素晴らしい。加藤豊の作品のなかでも、白眉となる作品の一つだと思う。
(作者コメント)
私はこの数年間、ギリシャ神話のゼウスとレダを作品化してきました。この作品はそのシリーズの中の1点です。
最高の支配者、権力者の象徴であるゼウスと美しい人妻レダ、男と女の対称の原点である神話の世界の中に、私なりの表現方法で、愛と憎しみ、そして求め合うものを追求して、表現できたらと思っております。
まだ、しばらく神話の世界を通して、男女の形態を、造形化していくつもりです。
「かすかべ遊学」HPより引用
ギリシャ神話では、全能の神・ゼウスはスパルタ王テュンダレオスの妻で絶世の美女であるレダに近づくため、鷹に襲われた白鳥に姿を変えレダの懐に飛び込む。まんまとレダを欺いたゼウスは白鳥のままレダと関係を結び、レダは2組の双子の子どもを宿した。この作品は、ゼウスとレダの愛の悦びを寓意的に描いたものか。
桜井祐一にもレダを描いた秀作があるので、下に紹介する。
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