「犬の唄」柳原義達

2022.4 撮影
タイトル犬の唄
作者柳原義達
設置場所東京都新宿区 東京都庁都民広場
製作年1983

柳原義達は、1939年に、東京美術大学の後輩だった佐藤忠良、舟越保武らと新制作派協会・彫刻部の新設に参加するなど、昭和の彫刻界を牽引する存在だった。

柳原は、ごつごつした質感が持ち味で、裸婦像の他、カラスやハトなどの動物も得意とした。

「犬の唄」は、柳原の代表作の一つとされ、そのタイトルはフランスの歌手エンマ・ヴァラドンの唄に由来する。普仏戦争に敗れたフランス人が、表面的にはプロイセンに従っているように見せながら、反抗の心を込めた唄という。柳原には、同名タイトルをつけた別作品も存在する。

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