「波除獅子」流政之

2022.5 撮影
タイトル波除獅子
作者流政之
設置場所東京都中央区築地 新阪和ビル

波除獅子は、海難や波の被害から安全を守る守り神。元は、江戸時代の明暦の大火後の築地の埋立工事が難航、何度も波に削られたが、流れ着いた御神体のご加護で無事完成したことを由来とする。

波除稲荷神社は築地市場の奥にあり、ここには平成に再建された巨大な獅子頭2体と、本尊には嘉永年間1848年のもの2体がある。6月の大祭の時は獅子頭が築地の街を練り歩く。

流の波除獅子も、この波除稲荷の獅子頭をモチーフにしたものと思われる。眼がギョロッとしたユーモラな風貌で、力強く江戸の海の安全を護っている。

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