「楯騎手」カール・ハインツ・エンゲリン

2022.7 撮影
タイトル楯騎手
作者カール・ハインツ・エンゲリン(Karl Heinz Engelin)
🇩🇪ドイツ
設置場所山形県山形市 山形グランドホテル2階
製作年1972

カール・ハインツ・エンゲリンは1924年生まれのドイツの彫刻家。本作品は、1983年の日本金属造形作家展に賛助作品として出品されたもの。

抽象的な作品であり、原題も標記がなくわからないので、ドイツ競馬のレースで楯を獲得した騎手か、中世のドイツ騎士団の楯騎士なのかなど、ちょっと様子がわからない。ちなみに、日本競馬で楯といえば春と秋に開催される天皇賞のことで、勝てば陛下からの楯が下賜される。この楯は持ち回りで馬主はレプリカを手にすることができる。本場イギリスでも王室から競馬優勝馬への楯の下賜は古くからの伝統になっている。

この作品は、ちょっと様子はわからないが、流れるような金属の律動は面白い。

ドイツでも競馬は行われているが、動物愛護の視点から、2024年7月に2歳6ヶ月未満の調教が禁止された。2027年まで猶予はあるようだが、廃止の方向に向かいそうだ。

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