タイトル | 杏壇門 |
作者 | 伊東忠太 |
設置場所 | 東京都文京区 湯島聖堂 |
製作年 | 1935 |
杏壇門は、大成殿と向かい合って建っている長い門。かつて、孔子が教えを説いた壇の側に杏の木が植えられていたことから教える場のことを杏壇と呼ぶ。杏壇門はいわば、学びの門である。この門をくぐると思わず厳粛な気持ちになる。銅板葺き入母屋造。
銅板葺きは、完成当初は赤銅色に輝いているが次第に黒光りするようになる。更に時間が経過するとブルーグリーンの深みのある色がでてくるようになる。90年後のこの光景を伊東忠太はどのように想像していたのだろう。
下の写真は入徳門から登っていく時に見えるアングル。これも味がある。
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