タイトル | 市川團十郎 |
作者 | 新海竹太郎 |
設置場所 | 東京都台東区 金龍山浅草寺 |
製作年 | 1919(建立)、1986(再建) |
1919年に、「劇聖」と呼ばれた9代目・市川團十郎の当たり役「暫」の名場面を銅像にした。作者は、近代彫刻黎明期の名匠・新海竹太郎。この像は戦時中の金属供出のため失われたが、1986年に12代目・市川團十郎により復元された。毎年4月に、9代目の追善法要として、泣き相撲が奉納される。
「暫(しばらく)」は、自分に従わない人々を、清原武衡とその家来が斬殺しようとするところに、「しばらく」という声とともに鎌倉権五郎が登場する。名場面である。リアルで迫力がある力強い作品だ。
作品タイトルは、像に記載されている「市川團十郎」とする。
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