「暁・ぎょう」長谷川登

2022.6 撮影
タイトル暁・ぎょう
作者長谷川登
設置場所東京都港区 友愛会館
製作年2012

友愛会館は、日本の労働運動の発祥の地といえる。もともとは米国ユトリアン教会が建っていたが、1912年、この中に友愛会が設立され、その後、総同盟、同盟、連合と発展した。

現在の建物は、友愛会創立100周年を記念して2012年に建て替えられたもの。長谷川登のこの作品は、日本の労働運動の過去、現在、未来を3つのリングに象徴させて表現した。自由、平等、友愛も表しているという。暁とは夜明け。3つのリングが回転しながら東雲の空を昇っていくイメージに捕らわれた。

長谷川登は、近年はアクリルなどの素材を使った光溢れる作品も手がけている。

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