「想空の花Ⅱ」須佐尚康 - パブリックアート散歩

タイトル	想空の花Ⅱ
作者	須佐尚康
設置場所	仙台市青葉区　仙台市営地下鉄国際センター駅
製作年	2018

須佐尚康は東洋ワーク株式会社の代表取締役会長。東洋ワークは1976年創業の総合人材サービス企業。人材紹介、派遣、請負などをその本業とする。須佐は1948年、福島の会津・金山町に生まれる。日本大学工学部工学土木科を卒業。1976年に大手メーカーのアウトソーシング事業と建設機材輸入・リース事業を宮城県で創業。翌年、株式会社名晃として会社設立。札幌に設立した東洋興産と合併、1989年から東洋ワーク株式会社と改称する。北海道・東北地方の人材サービス企業として業務を拡大し、現在では日本全国にサテライトオフィスを構える大企業となった。須佐は2020年に社長を退任し会長に就任。趣味は彫刻、陶器製作、絵画鑑賞とのこと。

この「仮想の花Ⅱ」は、シルエットをくり抜いたような構図になっている。人の形をした空間。そこが無だからこそ想念が湧き、その不在が存在への希いを際立たせる。そしてその憧憬が永遠になる。