

タイトル | 志村けんの像 |
作者 | 黒谷美術株式会社 |
設置場所 | 東京都東村山市 西武新宿線東村山駅 |
製作年 | 2021 |
志村けんの銅像が、ここ東村山駅前に立っている。1950年東村山市出身。日本を代表するコメディアンで、ザ・ドリフターズのメンバー。2020年に新型コロナウィルス感染により急逝し、日本中が悲しみに包まれた。
志村の父・憲司は小学校教師で真面目な堅物だった。志村の兄2人も公務員。家が厳格だったので、志村は笑いに飢えていたという。高校卒業直前に、いかりや長介の自宅に押しかけ弟子入りすると、ザ・ドリフターズの付き人としてコメディアンの道を歩み始める。
志村が中学時代の1962年、当時教頭だった父が交通事故にあう。その時は軽く済んだが3年後に重度の脳障害を発症する。事故から10年後、志村の父は53歳で帰らぬ人となった。
厳格な父だったが、お笑い番組を見るときだけは破顔していたという。志村はその笑顔が見たくてコメディアンになったのかもしれない。志村のボケ老人のコントは、脳障害を患って認知機能が覚束なくなった父から着想したものだという。志村の凄みを感じさせるエピソードだ。
志村けん、本名は志村康徳。芸名「けん」は父・憲司からいただいたものである。
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