「身心障害者に愛の手を」

2022.7 撮影
タイトル身心障害者に愛の手を
作者会田富康
設置場所東京都中央区 銀座コア前

レリーフに、「富康作」とのサインがあるので、会田富康の作品と考えられる。会田は1901年生まれの彫金作家。1987年に亡くなっているので、平成に入る前の作品となる。

立ったライオンに座るおかっぱの少女が障害者とどう結びつくかは不明だが、全体的に昭和レトロの雰囲気を醸し出しており、不思議なムードに包まれている。少なくとも30年以上前のレリーフに募金する人が今もいるのか疑問でもあるが、銀座の歴史を感じさせる貴重な作品には違いないと思う。しかしながら、一般的には「身心障害」ではなく「心身障害」だし、今は心と体を一緒くたにして呼んだりはしないなあと思いつつ。

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