
タイトル | 山の神 「オロ」 |
作者 | 今野中 |
設置場所 | 東京都豊島区 メトロポリタンプラザ |
製作年 | 1980 |
「オロ」は、ネットで調べる限りでは、ポリネシアの戦いの神としてでてくる。東ポリネシアでは海の神タンガロア、戦の神ツ、農耕の神ロンゴ、森と生の神タネの4柱が主神だったが、ライアテア島では16世紀から17世紀にかけて首長タマトア1世によって、オロを主神とする教えに改められた。オロは平時には豊穣の神となる。今野のこの「オロ」が、ポリネシアの神かはよくわからない。
滑らかで、しっとりとした質感を持つ神像。引きずり込まれそうな妖しさと、信仰の安らぎを同時に体感できる。とても魅力的だ。
作者の今野中は自転車のフレームビルダーとしても活躍した。メトロポリタンプラザの2作品以外に、今野の作品に触れるのは難しい。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図
コメント