「将軍の孫」北村西望

2022.8 撮影
タイトル将軍の孫
作者北村西望
設置場所東京都武蔵野市 井の頭自然文化園
製作年1918

西望の初期の傑作。西望34歳の時のものである。「憤闘」で文展入選を果たしていた西望は、そのころ日露戦争の軍神として讃えられていた橘中佐の立像の制作にあたっていた。。そのアトリエに当時5歳の長男・治禧がやってきて、資料として預かっていた中佐の軍靴を履いて敬礼をしたという。そのあどけない姿をモチーフにこの作品は製作された。無邪気な仕草がたまらなく可愛い。その北村治禧も、のちに彫刻家として活躍した。

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