「家族」関井一夫

2022.6 撮影
タイトル家族
作者関井一夫
設置場所埼玉県川口市 川口西公園
製作年1996

両親が背後で衝立に取り込まれて主体すらなくしかけている。子どもは何事も無かったように突っ立っている。親の庇護のメタファーだろうか。

この男の子は、2003年に盗難被害にあった。数日後に、少し離れた川沿いで発見され戻ってきたという。記事によると、市が1133万円で購入。盗難された少年の時価総額は350万円相当とのこと。普段、彫刻の値段なんて知らないので、ちょっと面白い。記事には、製作意図も書いてある。「複雑化する現代社会は子供を守れるか」なるほど。

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