
| タイトル | 家族 |
| 作者 | 重岡建治 |
| 設置場所 | 静岡県伊東市 なぎさ公園 |
| 製作年 | 1977 |
| 備考 | 伊東市市制30周年記念 |
この「家族」が、なぎさ公園のメインモニュメント。公園の奥の中央に、ひときわ大きいこの重岡の作品が鎮座している。1977年に、伊東市市制30周年記念として製作された作品。なぎさ公園の重岡建治の彫刻は、この「家族」から始まった。
重岡建治は、家族の絆をテーマに多くの作品を製作した作家だった。重岡は1936年に旧満州のハルビン市に生まれる。重岡の父は、参事官としてハルビンに赴任していたが、現地の孤児たちの窮状に心を痛め、職を辞してジャムス市に孤児院を開設した。重岡も、200人あまりの孤児と分け隔てなく暮らすような少年時代を送った。1945年、8歳で終戦を迎えた重岡は、家族と共に1年以上の難民生活を送り、苦労の末、日本にようやく引き上げる。兵士になっていた父も、その半年後に日本に戻る。孤児たちと暮らした体験や、家族助け合って乗り切った苦難の経験が、重岡の創作の原点にはあるのではないだろうか。
この「家族」は、親子3人と、その3人を結ぶ架け橋となる5羽の鳩により構成されている。家族を結ぶ愛がほとばしり出る。これを見るためにだけに伊東に来ても良いと思わされるような秀麗な作品。
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