
タイトル | 安全菩薩 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都渋谷区 東京法務局渋谷出張所 |
製作年 | 1992 |
東京法務局のある渋谷のこの場所は、戦前は陸軍の刑務所が置かれており、敵前逃亡したり軍規を破ったりした兵士を収監していた。1936年に起こったニ・二六事件の首謀者たち19人の処刑もこの場所で行われた。その跡地に建てられた東京法務局では、怪奇な現象がいろいろと起こったという。特に、将来を嘱望されていた玉井事務官が不審な死を遂げると、いよいよ二・二六の亡霊たちの祟りを怖れる職員も出てきたようだ。それでこの菩薩像が作られたという。碑文は下記。
安全菩薩
19名の青年将校と玉井事務官の霊及び一切の諸霊の冥福を祈り、庁舎及び職員(家族)の安全を祈願する。
昭和57年7月15日
東京法務局渋谷出張所長
怨霊よ鎮まれという祈りが伝わる。
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