タイトル | 子爵 渋沢栄一像 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都千代田区 帝国ホテル |
製作年 | 1925(製作)、1926(除幕) |
明治政府は、海外からの賓客をもてなすための迎賓館の役割を担うホテルを設立するため、渋沢や大倉財閥、三井物産などに協力を要請。1890年(明治23年)に、本格的な西洋式ホテルである「帝国ホテルが誕生した。初代会長は渋沢栄一で、以後19年間会長を務めた。この帝国ホテルの肖像は、会長退任後16年目に渋沢の功績を讃え建立されたもの。
渋沢は、会長退任時に次の言葉を残している。「色々の風俗習慣の、色々の国のお客を送迎することは、大変にご苦労なことである。骨の折れる仕事である。然乍ら君達が丁寧に能く尽して呉れゝば、世界中から集り世界の隅々に帰つて行く人達に日本を忘れずに帰らせ、一生日本をなつかしく思出させることの出来る、国家の為にも非常に大切な仕事である。精進してやつて下さいよ」
渋沢85歳の肖像は、いまだ志の高さを感じさせる。
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