「婦」畝村直久

2022.10 撮影
タイトル
作者畝村直久
設置場所東京都練馬区立南方小学校・南東角
製作年1960(製作)、1988(複製)

リアリティが溢れている。畝村直久は1909年、石川県生まれの彫刻家。帝展・新文展・日展などの展覧会で入賞を重ねた俊英彫刻家だった。「婦」は、1960年の第3回院展に出展された作品で、1962年の第13回秀作美術展にも出展された。その1962年7月に畝村は急性胆嚢炎で急逝する。53歳の若さだった。この「婦」は表面の美しさを敢えて狙わず、内面から湧き上がる思いの深さを表現したのではないかと思う。もっと見たくなる作家だ。説明板がついている。

この代品は彫刻家故畝村直久氏のご遺族のご好意により東京学芸大学所属の作品原型を拝借し練馬区が鋳造し建立したものです。
昭和63年11月 練馬区長 岩波三郎
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