「大成殿・鬼竜子(きりゅうし)」伊東忠太

2022.8 撮影
2022.8 撮影
タイトル大成殿・鬼竜子
作者伊東忠太
設置場所東京都文京区 湯島聖堂
製作年1935

鬼竜子(きりゅうし)は、城の屋根の上などに設置される霊獣。竜が産んだ9匹の子のうちの1匹とされる。胴体に鱗を持ち、竜の腹と竜の爪を持つ。下がり棟に置かれ、屋根の下の人々を護る魔除けとなる。

伊東忠太は1867年生まれ、山形県米沢市出身。藩医の子どもとして誕生する。幼い頃から絵が得意で動物や妖怪が大好きだったという。霊も見えたことがあるらしい。

大成殿の4匹の鬼竜子は、伊東の魂が乗り移ったように牙を研ぎ澄まし、見えない魔に睨みを効かせている。

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