タイトル | 大成殿・鬼竜子 |
作者 | 伊東忠太 |
設置場所 | 東京都文京区 湯島聖堂 |
製作年 | 1935 |
鬼竜子(きりゅうし)は、城の屋根の上などに設置される霊獣。竜が産んだ9匹の子のうちの1匹とされる。胴体に鱗を持ち、竜の腹と竜の爪を持つ。下がり棟に置かれ、屋根の下の人々を護る魔除けとなる。
伊東忠太は1867年生まれ、山形県米沢市出身。藩医の子どもとして誕生する。幼い頃から絵が得意で動物や妖怪が大好きだったという。霊も見えたことがあるらしい。
大成殿の4匹の鬼竜子は、伊東の魂が乗り移ったように牙を研ぎ澄まし、見えない魔に睨みを効かせている。
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