「多聞天」

2022.9 撮影
タイトル多聞天
作者廿八世法橋康伝
設置場所東京都港区 有章院霊廟二天門
製作年1716

有章院の二天門に安置されている二天のうちの多聞天。京都の仏師・廿八世法橋康伝の作。もともとは、父・6代将軍家宣の霊廟の惣門に鎮座していた二天と合わせ四天像だったがそちらは戦災で焼失した。

多聞天は四天王のうち北方の守りを担当している。七福神の毘沙門天と同じ神であり、インド神話ではヴァイシュラヴァナ。如意宝棒と宝塔を持つことが多いが、この作品は棒のみ持っている。

忿怒の表情を浮かべ、百鬼から徳川の菩提を守っている。

パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました