
タイトル | 周期表年2019 記念モニュメント |
作者 | 不明 |
設置場所 | 埼玉県和光市 ニホニウム通り丸山台 |
製作年 | 2017 |
2019年は、メンデレーエフが元素の周期律を発見してから150年にあたる。2019年は周期表年とされ、世界中で記念イベントが行われた
ドミトリ・イヴァノヴィッチ・メンデレーエフは1834年にロシア帝国・西シベリアのトボリスクに生まれる。14人兄弟の末っ子で、校長を務めていた父を14歳のときに亡くす。苦学して教師になったメンデレーエフは、クリミア半島、オデッサ、サンクトペテルブルクと転任し、サンクトペテルブルク大学の教授に就任する。
1869年2月17日、元素の性質について熟考するうち居眠りをしてしまったメンデレーエフは、元素が整然と並ぶ表の夢を見たという。2019年はメンデレーエフがうたた寝をしてからちょうど150年にあたる。同年3月6日に、「元素の性質と原子量の関係」という元素の周期に関する論文を発表。当初は否定的な意見も多かったが、時代がメンデレーエフの正しさを証明し、周期表で空欄になっていた元素番号が次々と埋められていった。
和光市では、2019年に先立ち、2017年にニホニウム通りを整備する事業に合わせてこの周期表のモニュメントを製作した。無数の元素記号が詰め込まれたモニュメントは、圧倒的で面白い。
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