
タイトル | 南無大師遍照金剛 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都東村山市 国立ハンセン病資料館 |
「南無大師遍照金剛」は、真言宗の経文。「南無」は「私は帰依する」の意味で、「大師遍照金剛」は弘法大師=空海のこと。また、遍照金剛は真言宗の最高仏である大日如来のことも意味する。
真言宗のお葬式などでも唱えられるが、四国を巡礼した遍路たちも南無大師遍照金剛と書いた白衣を着用し、金剛杖を持ち、南無大師遍照金剛を唱えながら旅をした。
真言宗では現世で修行を積み、大日如来と一体化することができれば仏になることができる。現世でざまざまな辛酸を味わったハンセン病患者の方々の願いがこもった石碑に、改めてここで合掌する。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図
コメント