タイトル | 久遠の像 |
作者 | 山本豊市 |
設置場所 | 東京都新宿区 新宿中央公園 |
製作年 | 1978 |
大田道灌の山吹伝説の像。道灌は鷹狩の途中で雨に降られてしまう。民家を訪ね雨具を所望したところ、娘が差し出したのは一折の山吹の花だけだった。道灌は当惑する。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき」(後拾遺和歌集)
「実のひとつだに」を「蓑ひとつだに」に読み替えると意がわかる。蓑も貸せない貧しさを山吹の枝に託したのだ。
まるでドラマの一場面のような臨場感がある。荒川区にも、同じテーマの道灌像がある。
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