
タイトル | 三跡の光 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 千葉県松戸市 JR北小金駅 |
小金地区にある、3つの名跡を示す記念碑。
小金宿は水戸街道の3つめの宿場町。軍用馬牧場の小金牧も近く、民家1万軒を抱えるとても栄えた宿場だった。旅籠「玉屋」は、江戸時代の建物で現在も民家として使用されている。外観は見学可能だが、中を見ることはできない。
小金牧は江戸時代に整備された幕府の牧場。将門の頃から軍用馬の育成が盛んだった下総では江戸時代になって多くの軍用馬の牧が作られた。小金牧だけで5つの牧があり、その一つの中野牧は、現在の柏市・松戸市・鎌ヶ谷市・白井市・船橋市域にまたがる大きな牧だった。現在も、捕込跡などの牧の遺構がところどころに残っている。
真ん中の柱の裏には小金城と彫られている。小金城は室町時代に築城された城だが1593年に廃城となった。遺構は大谷口歴史公園としてその一部が残されている。室町の築城の様式が伝わる貴重な城址だ。
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