「三田演説館」

2023.1 撮影
タイトル三田演説館
作者不明
設置場所東京都港区 慶応義塾大学三田キャンパス
製作年1875
備考重要文化財

慶應義塾大学の建物のなかで最も古く、福沢諭吉の生存中から残っている建築物はこの三田演説館のみである。また、キャンパス内にある2つの重要文化財のうちの1つ。福沢はスピーチを演説と翻訳し、演説の大切さを説いた。そして、演説会のための講堂を学内に建設した。これがこの三田演説館。ここでは三田演説会が定期的に開催され、今でも行われている。

演説館の建築にあたり、設置図はアメリカから取り寄せ、それをもとに施工した。洋風建築でありながら屋根は瓦葺の寄棟造り、木造で海鼠壁で仕上げられている。和洋が折衷された独特の味わいがある。

この投稿時点の最新の三田演説会は、2024年12月4日に行われた第713回。演説のタイトルは「幕末薩摩の若者たちと私-薩摩スチューデントを追って-」講師は国文学者の林望だった。

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