「パパとピピ」吉村貴子 - パブリックアート散歩

吉村貴子は1962年、兵庫県宝塚市出身の彫刻家。東京造形大学卒業、京都造形大学大学院修了。1987年に二科展特選。各地にパブリックコレクションが設置されている。

この作品は、見ているだけで心が温かくなるような味わいがある。単純な形だけど、パパに寄り添うピピの安心しきった心情が伝わる。それを受け止めるパパの心も温もりに満ちている。人は、ここまで愛を育むのは難しい。彫刻家は、それを形にした。