
| タイトル | バックレス |
| 作者 | 浦山一雄 |
| 設置場所 | 東京都荒川区西日暮里 高橋宝飾 |
| 製作年 | 1962 |
浦山一雄は1934年に富山県で生まれた彫刻家。大学在学中に齋藤素巖に師事する。1957年に日展初入選。
この「バックレス」には銘板がついており、「第5回日展出品作品」と記されている。1962年に開催されたこの第5回日展では、浦山の「樹」が特選を得ている。この「バックレス」は、同じ展覧会で特選を獲れなかった方。しかし、この令和の今、「バックレス」は圧倒的な存在感を放っていると思う。いままさに動き出しそうなアンニュイは、現代でも爽やかな共感をもたらす。20代の浦山が産み出した瑞々しい傑作。なお、浦山の代表作とされる「ブルージーンズ」も前年の第4回日展に出品されたが特選は取っていない。
1982年に、浦山は最年少で日展評議員となる。そして1988年、「指音」で日展文部大臣賞の栄誉に浴する。「指音」は、すでにこのサイトでも紹介した。心に残る傑作。
この「バックレス」は、街角の企業の玄関先の一隅に何気なく設置されている。下町の味わいと懐の深さを思う。
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