タイトル | バッカス&ユニコーン |
作者 | ウォルト・ディズニー 🇺🇸アメリカ |
設置場所 | 千葉県浦安市 東京ディズニーランドペデストリアンデッキ |
初出 | 1940 映画「ファンタジア」 |
ファンタジアは、ディズニーの表現力の粋を極めた意欲的な音楽映画。ウォルトは、ユーモアあふれる楽しい映画を生み出し続けた一方、芸術的表現への志向も高かった。ファンタジアは、一部シーンを除きセリフが一切なく、8編のクラシック音楽に芸術的なアニメーションとキャラクターのパントマイムが使われているもの。ダイナミックかつ繊細な音楽と圧倒的なアニメーションの表現は、映画というより体験である。筆者も劇場で鑑賞したことがある。評価は、後世になるほどに定まっていった。演奏はフィラデルフィア管弦楽団、指揮はレオポルド・ストコフスキー。
バッカスとユニコーンのパンは、ベートーヴェンの「田園」の曲に乗ってに登場する。バッカスはギリシャ神話の酒の神。パンはバッカスに従うユニコーンだ。オリンポスやケンタウルスたちも現れ、神話の世界が繰り広げられる。このブロンズは、愉快なバッカスの表情が思い切り表されている。
日本とアメリカは戦争に入る時期だったのでアメリカ公開当時、日本で見ることはできなかった。戦争がはじまると敵の輸送船や倉庫から押収したものは手に入った。密かに上映も行われ、その芸術性の高さに圧倒されたという。
世界初のステレオ映画でもあった。
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