タイトル | ドナルドダック |
作者 | ディック・ランディー/ウォルト・ディズニー |
🇺🇸アメリカ | |
設置場所 | 千葉県浦安市 東京ディズニーランドペデストリアンデッキ |
初出 | 1934 映画「かしこいメンドリ」 |
ディズニーキャラクターのなかで、最も多く映画に登場したのはミッキーマウスだと思われがちだか、実はそうではない。1934年に「かしこいメンドリ」の脇役でデビューしたアヒルのキャラクター、ドナルドダックは、ミッキーマウスの140回を上回る、実に170回の映画出演を数える。
人を喜ばせることが好きだが、ひどく短気で喜怒哀楽が激しい性格を持っている。気は優しいが騙されやすく、いつもガアガアわめいているドナルドは人間味にあふれておりそれが人気の秘訣なのだろう。愛国心が強く、第二次世界大戦中に公開された映画ではドナルドが大日本帝国軍と戦闘する場面もある。そのため現在でも日本未公開となっている作品がある。1943年に公開されたドナルド主演の「総統の顔」はアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞している。この作品には、ヒトラーはじめゲッペルス、ヒムラー、ムッソリーニのほか東條英機や昭和天皇も登場し、最後はヒトラーの顔の絵にドナルドがトマトを投げつけるところで終わる。骨のあるアヒルである。この「総統の顔」も日本未公開で映像ソフト等にも収録されていない。
ヘリウムガスを使うと人間の声が甲高く変化する現象があるが、これは「ドナルドダック効果」と呼ばれている。また、2004年にはドナルドはハリウッドの殿堂入りを果たしている。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図