「トウルヌソル号(目黒競馬場跡)」池田勇八

2022.4 撮影
タイトルトウルヌソル号(目黒競馬場跡)
作者池田勇八
設置場所東京都目黒区 目黒競馬場跡地
製作年1928(オリジナル製作)、1983(鋳造/設置)

池田は、動物像を一貫して作り続けた異色の彫刻家。特に馬を得意とし、「馬の勇八」との異名を持つ。

トウルヌソル号は昭和初期を代表する大種牡馬。母国のイギリスではプリンセスオブウェールズステークスなどを勝ち、種牡馬として来日すると、1935年から5年連続でリーディングサイヤーとなった。目黒競馬場で開催された第1回日本ダービーを制したのも、トウルヌソル産駒のワカタカだった。

気品あふれる美しいプロポーションが再現されている。トウルヌソルが来日したのが1927年だったので、その翌年の作となる。

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